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憑神

浅田次郎の小説、失礼かもしれませんが、文学史に残るようなものかというとそういう類いの作品ではなくて、読んでいておもしろいのです。
感動したり泣かされたり、生き様のかっこいい人物がいたり。
今回読みましたのは「憑神」。
この主人公はとても不幸な人生をおくってきた人物なのですが、武士としての誇りを持ち真っ直ぐに生きていきます。
ある日不幸な主人公はさらなる不幸を背負うことになってしまいました。

貧乏神。
次に疫病神。
さらに死神。

とり憑かれてしまうのです。
しかし、真っ直ぐな主人公は神たちからも心を許され、特別な配慮を受けることができるようになるのですが、彼は人生を輝かせるための選択をしました。
それは今を生きる我々から見れば馬鹿げた行為かもしれません。

儚い人生。
虚しい人生。
必ず終わりがきます。
だから輝くことができるんです。

小説としてはもっとハッピーな終わりかたもあったかと思いますが、武士として生まれ、武士として生きた主人公が輝くには最良の生き方で選択でしょう。

浅田さんの小説は生きるヒントまでくれます。

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