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内野知樹写真展「樹は巡る」



個展を開く。
前回は2014年の四谷のルーニィでの「ほころぶ」。
その前は2013年の埼玉県立近代美術館での「武蔵野写真」。
どちらのシリーズも継続して撮影しているので個展はそのうち開く予定。
おそらく死ぬまで続くシリーズだと思う。
今回の会場は武蔵野写真と同じ埼玉県立近代美術館。
ギャラリーとは違いダイナミックな空間なので気に入っている。
一応地元といえる埼玉県の施設だしね。
テーマも地元の環境に沿っているのでぴったりだ。
タイトル「樹は巡る」。
現代美術のような難解なステートメントはない。
自然の素晴らしさ、大切さを写真で伝えられたらと思う。
タイトルで分かるとおり樹をモチーフにしている。
まず、被写体は地元の所沢周辺の雑木林の樹々。
この写真を額装して展示するだけなら面白くない。
プリントに使用した紙は埼玉県小川町の和紙。
伝統工芸士の作る和紙はとても美しく素晴らしい。
もちろん紙の原料は樹である。
和紙にプリントされた雑木林の写真をそのまま展示するのも悪くはない。
もう一つ樹の要素を入れて埼玉の樹の板に写真を飾りつける。
全て素材は樹。
埼玉の写真、埼玉の和紙、埼玉の板、展示するのも埼玉。
地産地消、身の回りのものを愛し大事にしたいという思い。
いつもブログで言っていることをこの展示に詰め込んだつもりだ。
もうひとつ付け加えると私の名前も内野知樹で樹が入っている。
こうして樹と向き合うのは運命なのかもしれない。
皆様、是非お越し下さい。
会場でお待ちしています。


「写真展「樹は巡る」で使用する和紙のこと」
http://artjam.jugem.jp/?eid=4166


「写真展「樹は巡る」製作状況報告」
http://artjam.jugem.jp/?eid=4212


「写真展「樹は巡る」製作状況報告 その2」
http://artjam.jugem.cc/?eid=4216


「写真展「樹は巡る」の樹のこと」
http://artjam.jugem.jp/?eid=4242

和紙協力
手漉き和紙 たにの



内野知樹写真展
「樹は巡る」
2016年1月12日(火)〜1月17日(日)
10時〜17時30分(入館17:00まで)
埼玉県立近代美術館一般展示室4
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/


「DM配布先リスト」
http://artjam.jugem.cc/?eid=4188
 

ふげん社で新納翔写真展「築地0景」を見る

山谷を撮影していて常に感じたのは、いわゆる「ドヤ街」としての顔を見ることが出来なかったことである。それは1980年代には既になくなってしまったのだが。若い労働者、荒っぽい言葉が行き交うものの生の匂いがするもの。私には山谷で捉えられなかったものを築地で感じたのだ。補間、と言ってもいいのかもしれない。

いつの時代も再開発というものは見えないところで着々と進んで行くものだ。かつてあった景色は忘れられ、名残り惜しまれた声もすぐに聞かれなくなる。無形のものを楽しみ、憂う精神はいつのまにか日本人の中から消えてしまったのであろうか。

築地という街は時代と共に様々な貌を持って来た。明治時代、築地には外国人居留地が置かれ横浜と並んでハイカラな街であった。当時の面影は東京大空襲を免れたおかげで、市場周辺に見ることができる。

築地が現在のように「市場の街」になったのは、関東大震災による都市再生計画に期を発する。江戸時代からの歴史と伝統を引き継いで来た日本橋の魚河岸を移転させることはまさに国家的プロジェクトであった。

新都市東京にふさわしい復興のシンボルとして、1933年に開場して以来、我々の食をずっと支えて、中央卸売市場として大切な役割を果たして来たのだ。築地市場の400メートルにわたりカーブをえがく独特の形は、当時としては世界に類を見ない鉄骨建築物であった。

市場で話を聞くに、皆が皆移転を快く受け入れているわけではないようだ。移転を期に店じまいをする人や、仕方ないと割り切るしかないと語る人もいる。

老朽化が進み様々な問題が山積する築地市場に移転という選択肢しかなかったのかは誰もが思うところであろうが、一つ言えることは、80年に渡って築地にあった市場を見る事ができるのは今が最後だということだ。

消えてゼロになってしまうこの景色、ゼロから作られる景色、せめてでも写真として保存しておくことが、私が次世代へ残すことができる唯一の仕事であると考える。

 
新納 翔 写真展
「築地0景」
6月9日(火)〜6月27日(土) 
入場無料 
13:00-19:00(日・月・祝 休) 
ふげん社 
東京都中央区築地1丁目8-4 築地ガーデンビル2F


古くからの友人である新納翔の写真展「築地0景」が開催中です。
築地近辺にお越しの際には是非ご高覧ください。
写真展会場限定で写真集も販売しておりますので伴わせてよろしくおねがいします。
私は二日目に行ってきました。
新納らしいテイスト、切り込み方で築地を撮っている。
決して表層だけをなぞらず、深部に踏み込むというかね。
彼と共感する部分は消えゆく存在を無視できず写真にする所。
そこにはいろいろな感情が入り込んでいるはず。
愛、慈しみ、記録、義務感、ルポ、そしてエクスタシーのようなものもあるかもしれない。
まあ、本人はまったく違う考えかもしれないけど。
移転が予定されている築地はベストプレイスでしょう。
これから何を撮り、どんな写真にしていくのか楽しみだ。


 
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ルーニィで上野龍「布を置く」を見る

いろいろとお世話になっている四谷三丁目のルーニィ
現在開催中の展示を見たかったので足を運んできた。



上野龍「布を置く」。
タイトルとかどんな展示かも把握せずとりあえず向かう。
何はともあれ上野氏の写真、展示を見たかった。
何度か上野氏の写真展は拝見させていただいている。
フィルムでモノクロのファインプリント。
テーマがあってこれを撮る、というスタイルの写真ではない。
展示を見れば一目瞭然なのだけど即興的な雰囲気。
まるでジャズのライブを見ているような気になる。
上野氏の写真展は、ギャラリーの空間を使ったライブだ。
今回のタイトル「布を置く」はこれ以上ない適したタイトルだと思う。
知らなかったのだけど布置という言葉は適当に置くという意味らしい。
ユング的に言わせると、適当に置くことに意味が生まれてくる。
だから上野氏のこの写真展は何らかしらの意味を持つ。
それは本人も分からないかもしれないし、鑑賞者も分からないかもしれない。
上野氏は写真を展示することにこの布置を当てはめた。
私がなぜ共感し、引きつけられていたのはこの考え方なんだと思う。
写真とは布置のようなものではないかしら。
無意識化での深層心理の具象化が写真にはできる。
それもシャッターを押していくという簡単な方法で。
お気づきの人もいるかもしれないけど、昨年の私の個展がこの考えと同じ。
同じくルーニィで開催した「ほころぶ」。
私もこの撮り方で掘り下げていこうと思う。
他のお客さんがいらしたのであまり話せなかったけどいい勉強になりました。
ありがとうございます。
展示は14日まで。
 
上野龍「布を置く」

6月2日(火)〜6月14 日(日)
12:00〜19:00 (最終日16時まで)

Roonee 247 photography
東京都新宿区四谷 4-11 みすずビル 1 階
http://www.roonee.com/


 
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個展開催決定のお知らせ

個展の日程が決まった。
前回個展をしたのはちょうど一年ほど前。
2月25日から3月2日に開催した「ほころぶ」。



場所は四谷の写真ギャラリーRoonee
時間の流れるのはとても早い。
つい先日のことのような気がしてしまう。
できれば1年に一度は個展を開催したいと思っている。
自分の最大のアクションは個展だからだ。
このブログやサイトなどのネットで表現するのは難しい。
写真にして展示することで強いメッセージを持つ。
私の最大の武器といえる。
次の個展が決まったのは喜ばしい。
といってもかなり先の話。
来年の1月12日(火)〜17日(日)の開催。
随分先だ。
場所は2年前にも利用させていただいた埼玉県立近代美術館。
権威ある美術館だけど、市民も一般展示室を利用できる。
施設使用料も高価ではないのでオススメしたい。
どんな展示をするのかというと、今回は今までとは少し違う。
雑木林の写真を細川紙にプリント、雑木林の樹で額を作って展示。
素材はすべて埼玉県で地産地消な個展。
その中で身近な自然の大切さ、素晴らしさを表現する。
少し先だけど、是非お越しください。
制作レポートはブログでお伝えしますよ。

平成28年1月12日(火)〜17日(日)

タイトル「樹は巡る」

埼玉県立近代美術館 一般展示室4
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/



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所沢発、音楽とアートのピクニック 「トコピク」



3月22日の日曜日にトコピクというイベントを開催する。
所沢でやる音楽とアートのピクニック。
だから「トコピク」。
ライブ、展示、お酒やフード、物販、ワークショップ。
堅苦しさまったくなし。
みんなで飲みながらワイワイやりましょ。
そんなイベント。

https://www.facebook.com/tokopic

私は企画運営側なのだけど写真の展示もします。
所沢で展示がしたいというのがことの始まり。
とはいえがっつり展示できるかというとそうでもない。
できる範囲で最高のものを見てもらおう。
一昨年に埼玉県立近代美術館で展示した武蔵野写真を展示することにした。
もちろん新作でB2サイズにプリントして5点展示。
オリジナルプリントとして次回の武蔵野写真の個展でも展示するつもり。
とはいえいつになるか分からない。
なのでこの機会にご高覧いただければと思います。
是非会場にお越しくださいませ。

所沢発、音楽とアートのピクニック
「トコピク」

https://www.facebook.com/tokopic
3月22日(日曜日)
11時〜15時
古民家付き農園 Corot
埼玉県所沢市山口2040
http://www.corot.bz/




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